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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

発達障害と気づいたとき

自分は発達障害かも?と思い始めたきっかけは、それこそ、離婚問題の真っ最中のときだ。YAHOOのトップ画面の下のほうにあるトピックスで「あなたはだいじょうぶ?モラハラ妻の特徴」という見出しを見たときだ。

 

 

いやいやいや、モラハラ妻て!そんな妻いるんかいな。・・・おっと?でも待てよ?

旦那との責任転嫁のし合いのなかで、「お前は俺が、家事育児をやってもやらなくても怒る、帰宅するのが嫌で仕事をわざと入れていた」といわれたことがチラっと思い出された。

 

 

でもそんなモラハラなんて大げさなモンちゃうし!ちゃうよねぇ?・・・え、ちょっと嘘でしょ?なんと、モラハラ妻チェックでまさかの高得点を叩き出してしまったのだ。

マジか。そら逃げられるわーー!!!愕然。そのとき初めて、自分が相手に相当な心的ストレスを与えたいたことに気づいたのである。

 

 

YAHOOでの検索の手が止まらない。モラハラモラハラ・・・と検索していると、

モラハラする人は発達障害の可能性が高いという情報を目にしたのだ。モラハラADHDアスペルガーの説明を読むと、ある人物にすべてあてはまることに気づいた。

 

 

自分の母親である。

 

 

自分の母親は実は発達障害なのではないか?そして、その人から生まれ教育をうけてきたわたしも、発達障害かもしれない!と妙にしっくりきたのだ。

だが、それを受け入れるのは絶対に嫌だった。言ってしまえば、そんなこといったら、世の中発達障害だらけになる。そんな人ざらにいるし、うちの家族なんか、全員同じような性質を持っている。障害を言い訳にするようになったら、努力もしなくなるかもしれないという不安もあった。

 

 

なによりも、自分のことを発達障害と認定したら、認定したなりの人生にしかならない、と思った。周りからもそういうテイで扱われ、自分自身もその枠に当てはめる。

なんだかそれは嫌だった。だから、発達障害によく似た特性を持っているかもなぁ~とふわ~とさせつつ、左へと受け流したのである。

 

 

そうして、モラハラ妻だったことは深く反省しつつ、発達障害かもしれないということは、次第に忘れていった。

 

 

起業してちょうど半年くらいたったころ本当に生活に困窮するようになった。

人とのコミュニケーションが上手くいかないがために、集客もできず、人に頼むこともできず、誰かに助けを求めることもできず、立ち往生してしまった。

 

 

その一ヶ月くらい前に、知り合いにMLMのお誘いを受けて説明会に行った。その方はわたしのためと思って一緒に頑張りましょう!といってくださった。その気持ちがとても嬉しく、会員の人たちもみんな優しかった。最初はMLMかぁ~・・・と思って説明会もわたしはあまのじゃくだから!と斜に構えていたが、爪が甘いんだろうか。

クロージングでコロッと逝ってしまったのである。

 

 

これはわたしに必要!といって、貯金0の状態で18万を投資して入ってしまったのだ。クレジットのリボ払い制度がうらめしい。このころからわたしは金銭感覚が完全に「いばや」になってしまった。そして坂爪圭吾さんをリスペクトするようになった。

 

 

ただ結局、発達障害の傷つきやすさが、MLMへの偏見の目に勝てるはずもなく、高額を払ったのに、できない自分に落ち込むようになった。商品に関する知識も、自分で説明を読んでもまったく頭に入ってこなかった。説明書を読んでもわからないので、それを紹介者にうだうだ質問し、「説明書読んでないでしょ!人に聞くまえに、ちゃんと読んでください!」と声を荒げられてしまった。

 

 

自分の疑問なども、頭のなかではぐるぐるしているのに、言葉にならない。怒られるかもと思うと、さらに口が動かない。わたしがしどろもどろになっている間に、頭のいい紹介者に「○△☆★▽○▲!」と早口でまくしたてられ、撃沈した。

 

 

涙を流しながら走馬灯のように急にいろんなことが頭によぎった。

「自分をわかってもらえないこの無力感、今までもたくさんあった」と。

 

 

お父さん、お母さん、お兄ちゃん、学校の先生、友達、病院の先生、会社の上司・・・

自分が言葉に詰まって真っ白になっている間に、一気にまくしたてられ、終了されてしまう経験が何度も何度もあった。

 

 

そのときふたたび、「発達障害」という言葉が頭によぎったのだった。