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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

人が当たり前にできることができない

発達障害と言えど、わたしは普通程度の学力があった。むしろ、英語や音楽など、得意科目においては群を抜いていたこともある。

 

 

しかしながら学力があるのと、生活能力があるのとは比例しない。

こどもの保育園グッズの裁縫はもちろん、電球を交換すること、扇風機の解体、家計簿をつける、簡単な書類の保管、お金の管理をすることができない。折り紙も、絵を描くことも、工作することも。こどものビニールプールを膨らましたり、自転車のタイヤの空気をいれることも。

 

普通の人からしたら、どこにできないポイントがあるのかわからないと思う。

 

夏に、こどもとテラスでプールをしたときが一番難儀だった。

去年、義母が買ってくれたバカでかい、空気口が10個くらいあるような複雑なビニールプールを自分一人で空気をいれてあげなければならなかった。

 

 

 

空気入れから買いにいった。が、どの空気入れを買ったらいいかわからず、まよった。

 

 

プール用はなかったので、自転車の空気入れを買ってきた。

やっぱり自転車の空気入れではダメだったようで、空気をいれてるそばから、シューシュー抜けていっている。それでも少しずつは膨らんできたので、イライラしながらもしゅこしゅこ頑張った。

だんだんイライラしてくるわたしの様子をみて、今に投げ出すんじゃないかと娘がヒヤヒヤして励ましてくれる。

 

『だいじょうぶ、ママならできるよ!ね?ママ、頑張ろう?』

 

将来いい交渉班になれそうだ。上手に犯人?を刺激しないように説得する。もはやどちらが母かわからない。

 

だが、娘の必死の説得も敵わず、母はついに我慢の限界に達するのだった。

『もう!できない!わぁーーー!!!』といって自転車の空気入れを投げ出し、

 

あろうことか、わぁん!と泣き出してしまった。

自分でも、自分が33才だということを疑いたくなるくらい、こどもの部分がでてくる。

そして、やってあげたくても、やってあげられない無力感に苛まれた。

 

 

その日は、こどもたちのパパがくる予定だったので、パパがくるまで待った。

そして、来た瞬間、こどもたちより先に、わたしが別れた旦那に

 

『キターーーーーーーー!!!』パァーーーー!

 

と喜んだのである。

 

なにが悲しくて別れた旦那が来て喜ぶんだよ!!とつっこんだが、こどものプールを実現させてあげるにはそうもいってられなかった。

できなくて泣いている、何もできないとこが面白いらしく、思わずちょっと吹き出しつつも引き受けてくれた。やっぱりこの人は私にあっていたんだなぁー。と今更ながら感じたりもした。

 

やはり日常で、できないことが多いとつらい。

新しい彼でもできれば嬉しいんだが、当然そんな予定もないので、出来ないことは溜めておいて、元旦那が来たときにまとめてやってもらうのだ。

 

努力が足りない。ただ怠けているだけ、と思われがちな発達障害

周囲の人がどれだけ理解とサポートをしてくれるか、生活の質を左右するのである。

わたしを頼んだぞ、みんな!(人を全力で頼る発達障害者笑)