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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

靴下の消息不明率の高さ

発達障害にとって、鍵、携帯、財布についで相性が悪いのは靴下だ。二つ揃ってしか用をなさないあいつらは、1つなくすともう途端にただの足の形をした布切れと化すのである。

 

 

靴下の行方は本当になぞ。借りに探していた片方の靴下が見つかって、あったーーー!と喜ぶのも束の間、今度は、いつか片方の靴下がでてくるまで、と保管していたはずの片一方が、今度は消息を絶つのだ。

 

 

持っているすべての靴下が片一方しかない状態になったこともある。そんなとき、心の奥底から、『わ、た、し、ってもう・・・ぶるぶるぶる』となるのである、

 

 

そんな靴下たち、見つかるときはどんな場所にあるかというと、

大抵は、何度も何度も見た洗濯物のなかに隠れているか、洗濯機の裏のちっさい隙間にはさまっているか、布団の中からでてくる。(なぜ?)

 

 

なかでも一番自分でも驚くのは、玄関で靴と一緒に脱いで、家に入っているときだ。

靴を脱ぐと同時に靴下まで一緒に脱げ、そのまま気づかずに(いや、たぶんその瞬間はあ、脱げたな、と気づいている)家にはいるのである。

 

 

一瞬は気づいているものの、記憶には残らないため、翌朝また靴を履いて『ハッ!なんか入ってる!』とビクッとする。

毎日ふとんの中や靴の中から出てくる靴下に、婚姻中もよく元旦那に怒られていたこともうっすら思い出された。

 

 

発達障害者はものをたくさん持たない方がいい。いま、生活で必ず使うものだけでいい。ものが多いと視覚能力が強いので、外的要因からの影響を受けやすい。

そして、物を減らすと掃除もしやすいし、何をどこに置いたかも、思い出しやすいので、なくした自分を責める回数もおのずとへる。

 

 

ただし、物が捨てられない根本原因が別にある。

 

 

不要だとわかっているのに捨てられない=ずっと持っていてもしょうがないとわかっているのに捨てられない感情がある

 

 

家のなかでも、冷蔵庫のなかでも、ものが捨てられない、不要なものが整理できないひとは、それと同時に、傷ついた心、手放せずにいる感情が腐るほどたくさんあるということだ。

発達障害者は周囲に理解されなかった傷や寂しさや怒りや恨みをたくさん溜め込んでいる。

 

 

もうこれ以上自分を責めることがないように、物の断捨離とともに、感情の断捨離をしよう。

 

 

発達障害者として一生できない部分を見て過ごすのか、

少しでも楽しいことに目を向けて才能を発揮するのか、未来は自分で選択できるのである。

 

 

買ったばかりの靴下をすぐなくす癖があっても、出掛けるたびに鍵をなくす癖があっても、そんなことをいちいち見て自分を責める必要はない。

 

 

だって、発達障害者の好きな分野での才能は、どんなに頭のよい健常者でも到底敵わないのだから。