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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

発達障害者の起業はふわふわ

わたしはセラピストとして4月のサロンをオープンした。

わたしにとってセラピストという職業は天職だ!と信じて疑っていなかった。家族や自分の病気をとおして経験したことが困っている人の役に立つ!と思って。

 

 

独立する準備として、5分でも時間があれば自分癒しに没頭してきた。

そして、あらゆる気づきがあった。セラピストとして、人を助けたい、人を救いたい、という気持ちが強かった。そして何よりも、お客様に人気のあるわたし、という、

承認欲求を満たすために自分はセラピストという職を選んでたということに気づいた。

 

 

人を助けたい、救いたい、は一見素晴らしく、思いやりに溢れているように思えるかもしれない。でも自己肯定感が高まると、それは悪いことではないが、良いことかといわれたらそうでもないと自ずと考えが変わるようになった。

 

 

自分は人を助けて、救って、自尊心が満たされるかもしれない。でも、この人、助けてあげたいな、救ってあげたいな、は、深層心理では「この人は自分自身で問題を克服する力がない」と決め付けていること。要は、相手に対して、「あなたは能力のない、できない人間ですよ」と言っているようなものなのである。

 

 

セラピストでお客様にたいしてわたしがなんとかしてあげたい!と思うのは、人に役にたってないと自分の価値を感じられない、自己愛が不足している証拠なのだ。

自分癒しをすすめていき自己愛が高まっていくなかで、わたしは少しずつセラピストという職業をしていくことに疑問を抱くようになる。

 

 

だが、何年も経験を積んで、お金も時間もつぎ込んで、ましてやこれで独立するために準備を進めているのに、今さら進路変更を自分で許せるはずもなく、感じていた違和感にふたをして見ないふりをしていたのだ。

 

 

人は違和感を感じていることにたいして、100%の情熱を注ぐことはできない。

ましてや私のように発達障害でこだわりが強くあるような人に関しては、1%でもなにかひっかかりがあったら、解消されるまで前に進めないのである。

だが言葉が上手く出てこなかったり、周囲に理解してもらえかったり、きっとそんな考え方は変と言われるんじゃないかと思って、人に相談できないのだ。

 

 

自分の本当の声を無視して、勢いでサロンをオープンしたせいか、集客に興味がない。(!!!)自分にはコレ!という熱意が湧かない。(もちろんお客様の体には丁寧に真摯に向き合うが)なにがやりたいのか自分でもフワフワして変わる。もちろん、起業したことに後悔は1ミリもない。その道には間違いはない。

 

 

自分の経験と思いで人の役に立ちたい!という強い思いだけはあっても、自分のことをどういう手段で、誰に、何を伝えていきたいかなど、自分の思いをビジネスにするための戦略的、計画的な部分で劇的なミスをしでかしているだけなのだ。

 

 

わたしの頭のなかにある思いを伝えたい!でも言葉にならない!

そしてたくさんの言葉の代わりに、たくさんの涙がこぼれてしまうという、もどかしいのが発達障害者の起業なのである!