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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

発達障害児の気持ち

この世に発達障害者なんて本当はいない。日本の和(輪)をもって良しとする風潮に脳の性質的に合わないたちがいる、ただそれだけのことなのだ。

 

 

今日は市民活動センターでたまたまやっていた発達障害児の親御さんの会へとつじょ乱入してきた。

なにか自分が役に立てることがないかと、市役所や児童相談所でいろんな活動団体のパンフを物色していたら、ちょうど、その会がちょうど今日10時半から12時まで開催されていると知り(そのときの時計の針は11時)、

 

 

それもわたしがいるところからちょうど5分の一宮駅iビルで!いくしかないでしょ、これ。

ということで、急いで車でiビルまで。市民活動センターへ一直線、なんの問い合わせもしず、会議室へノックして入っていき、発達障害児をもつ親御さんとお話がすることができたのだ。

 

 

『えっと、、、お子さん、まだ小さそうですね、大変ですよね、発達障害なんですよね?』と聞かれたので

『いえ、自分がッス』と答えたら、驚かれた。そりゃそうだ。発達障害児をもつ【親】の会に、とつじょ、当事者がなんのまえぶれもなく堂々と途中乱入してきたのだから、そりゃびっくりもするだろう。

 

 

だけど、皆さんすごく歓迎してくださる優しいかたばかりで、『親として、発達障害児の世界を理解したい』と、わたしの話を興味をもって聞いてくださった。そして、当事者として、苦労したこと、困ったこと、親にしてほしいこと、どう助けてほしかったかなどを、講演してほしいとまで言ってくださった。

 

 

ななななななんですと!!!!今までわたしのことを売り込んで売りこんで、アピールしまくっても誰もわたしの話を聞きたいなんて言うひとはいなかったよ!?しかも、わたしの経験や思いを話すだけでいーの!?そんなの何の努力も要らんやん!!今までの頑張って売り込んで、セールスして、人脈作ってって、なんだったん!?

 

 

でも、お母さんがたに伝えたいことはたくさんある。だって、そこにいたお母さんがたは、わたしのお母さんそのものだったから。心配性で、怖がりで、真面目で、人目が気になる、でも自分よりこどもを深く愛する、不器用で自分を満たすことがドヘタクソな、わたしのお母さんなのだ。

 

 

女性は、お腹にこどもを宿したときから、途端に責任感を持ち始める。それも、日本人は特に、必要以上に母親に母性を求めるから、自分自身にも、こどもを産んだからには『母親としてこどもと夫に人生を捧げなければならない』と強く責任を課しているのだ。母親にとって、ショックなお知らせかもしれないが、それが発達障害児の不幸の始まりなのだ。そして、そういう母親は例外なく、愛情や安心感を育めるような家庭でそだっていない。厳しさばかりで自分は親から愛されてると実感したことがなかったり、親が忙しくて自分に関心をもってもらえなかったり、小さい頃から自分が家族を助ける役割を担って、こどもらしい天真爛漫なこども時代を過ごせてこなかったひとだ。

 

 

そういう娘時代を過ごした女性が母親になると、今度は自分の寂しかったこども時代を、勝手にじぶんのこどもに重ねて、こどもはこうに違いない!(だってわたしがそうだったから)と、勝手に決めつける母親になるのだ。言ってることわかるかな?

 

 

こどもは母親から守ってほしいに違いない!だってわたしがお母さんにそうしてほしかったから。

こどもは親がレールをしいてあげないと!だってわたしがそうだったから。

母親ならこどもを第一優先にして、こどもを心配して世話してあげるべき!だってわたしがお母さんにそうしてほしかったから。

クラスの子についていけないと、辛い思いをするに違いない!だって周りと違うことは良くないことだから。

お友だちを見て、できないところをできるようにしてほしい!だってそうじゃないとわたしが周りから責められるから。変な目で見られて、ダメな母親って思われるから。

 

 

わかるかな?こどものためを思っているかのようで、じつは自分のことばかり考えてて、こどもの本当の姿が全然見えてない。それが発達障害児の親の特徴であり、共通点なんだ。

そして、こどもの問題行動は、『お母さん、本当のボク、わたしをみて!』のサインなんだよ。

でも、言葉も脳も幼いこどもだから、自分の感じている感覚を言葉にすることができずに、かんしゃくを起こしたり、奇声をあげたり、激しく感情を出したりするんだ。

 

 

こどもは親の心配を愛情だと感じない。むしろ、心配されると、あなたは自分で解決するちからのない、無能な子なのよ、と言われていると感じるのだ。

親が愛情でよかれと思ってこどもの世話をやくことが、こどもに『あなたは何も出来ないダメな子なの』という強い自己否定を与えているなんてきっと思ってもみなかっただろう。

 

 

こども自身も理屈はわかっていないがその感覚が嫌なものだということだけはわかる。そうして、嫌な気持ちを自分でも説明できずに『イヤだ!!!』という強い衝動だけが表に出て、親のてを焼かすんだよ。

 

 

これ、認めるのキツいよね。というか認められないだろうね。

でも、事実、そうなんだ。この発達障害の本当の仕組みを知っているひとってどれだけいるんだろうね?

きっと、どんな専門家の偉い先生でも知らないことだと思う。

 

 

良妻賢母なんかしちゃダメなんだよ。その努力は間違ってるよ。努力するなら、自分の色眼鏡をはずす努力をするんだよ。

正しく在ること、善い行いをすること、真面目にすること、ひとの目を気にして本当の自分を隠すこと、そして、発達障害の子を産んだ自分を責めることに必死になってないでさ。

 

 

笑ってよお母さん。美味しいもの食べたら一緒に美味しいねって笑って。お箸の持ち方が違うとか、食べ方の躾をするんじゃなくて、お母さんの笑った顔が見たいんだ。正しいからだやあたまの洗いかたを教えるんじゃなくて、お風呂にはいって『あったかくて幸せだねぇ』って一緒に感じたいんだ。

 

 

お母さん、自分の好きなことしてよ。ぼくのことを心配する顔じゃなくて、お母さんの笑顔が見たいんだよ。自分にために我慢なんかしてほしくないんだよ。ぼくは、だいじょうぶなんだよ。ぼくをみて、いつも悲しい顔をするのはやめてほしい。ぼくはかわいそうでも、不憫でもないんだよ。楽しいことが大好きなだけなんだ。だからもう自分を責めるのをやめて、笑ってよ。

 

 

こどもはいつも、言葉にできない思いを感情で一生懸命伝えようとしているんだ。