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発達障害シングルマザーが起業した

発達障害のシングルマザーが起業、子育ての迷走、奮闘を綴っていきます。

親を幸せにしたいなら、親を捨てた方がいい

先日、しくじり先生で久しぶりに成田童夢さんを見た。あまりリアルタイムでは記憶にないが、すごいスノーボードの3兄弟の長男だということは覚えていた。

 

 

お父さんがプロのボーダー(記憶はさだかではない)で、兄弟を

すでに5才にはもう両足を縛ってモーグルをやらせていたらしい。鉄拳制裁は当たり前。童夢さんは、お父さんが怖くて仕方がなく、オリンピックに出たら怖いお父さんから解放されることを希望に、小学校にもいかずひたすらスパルタのスノーボード教育を受けてきたそうだ。

 

 

その後、父親から逃げるように家出をした状態で五輪に出たり、

妹の今井メロさんは、あまりにお父さんが嫌で、お父さんの姓ではなくわざわざ母方の姓にしたというから驚いた。

 

 

一見プロのアスリートの家庭のことと思われがちだが、実は普通の家庭でも起こっている。

そしてなにも特別ではない普通の家庭で、暴力(身体的、精神的にも)が起こっているから、問題として浮上しにくい。

アダルトチルドレンの多くは、普通の家庭で作られ、本人も言葉の暴力を受けた自覚がない場合もある。

 

 

親から理不尽な扱いを受けてきたのにも関わらず、それでも一人っ子だから、長男長女だから、といって、親の面倒を見なければと、自分のやり場のない怒りと、責任との狭間で、精神的に追い詰められている人もいる。

 

 

ひどい言葉を浴びせられた、気持ちをわかってくれなかった、

自分をわかってくれなかった、優しくされたことが一度もない、兄弟でも自分だけひどい扱いをされた

 

 

それでも、まだ愛情が欲しくて、いつか親が自分を誉めてくれると思って親にプレゼントをしてみたり、親の期待に沿おうとする。アダルトチルドレンは底無しにこころやさしく、一番健気に親を喜ばせようとする。

 

 

だが、親が認めてくれる日がくるどころか、逆に暴言を吐いてくる。どんなに頑張っても、どんなに言う通りにしても、いっこうに満足しないどころか、文句ばかり言われる。

次第に過去の仕打ちもつぎつぎに思い出され、わたしはいつまで親に振り回されるんだ?そんな違和感を覚えたりすることはないだろうか。

 

 

だけど育ててもらったし、産んでもらったし、衣食住に困らずいきてこれたし、大学もいかせてもらったし...親を憎むなんて、幼稚な感情だ。人としてダメだ。親に感謝できない自分が悪いんだ。

そうして自分の存在に罪悪感を重ねている人もいる。

 

 

そうしたひとたちは、必死で自分の怒りをごまかそうとする。なかったことにしようとする。そして溜め込んで溜め込んだ怒りは、事故や病気、トラブルとして、形を変えて自分のとこにやってくる。

 

 

自分とみんなが同じとはいえないけど、理不尽な親に無理矢理尽くし続けるより、一旦捨てることをおすすめする。

親を捨てる、というと、また罪悪感が増すかもしれない。そして、アダルトチルドレンにとってこれほど恐怖なことはないだろう。親が自分を認めてくれる日が一生来ない気がして、怖くて怖くて仕方がないと思う。

 

 

でも、本当の意味での親孝行は、自分主体の人生のうえにしか成り立たないのだ。一旦、親との関係をちゃんと崩し、ちゃんと反抗する。なんなら、一旦縁を切るのもいいと思う。

 

 

向き合うべき問題ときちんと向き合い、自分の怒りを肯定する。本人にぶつけたっていい。喧嘩になっても、泣いてぐちゃぐちゃになっても、いいのだ。自分にだって親に迷惑をかける権利はあるのだ。やっぱり人は、人生で一度は大きく親に迷惑をかけてもいいのだと思う。

こどものときから迷惑をかけないように機嫌を伺って自分を圧し殺してきたのだったら、いい大人でもなんでも、親にぶつけたってバチは当たらない。むしろわたしはその勇気をおおいに称賛する。

 

 

大事なことは、自分の軸を取り戻すこと。

自分がちゃんと整っていないと、親を背負うことはできない。

また、親との関係を整えること=自分の子供との関係を整えることでもある。

自分の世代で負の連鎖をたちきることができる。

 

 

自分は奇跡的に親を許せたし、それによって、犠牲的ではなく、ふたたび親の役に立てる娘でありたいとも思えるようにもなった。

愛情はなかったのではなかった。親もまた、自分を大事にすることを知らずに生きてきた一人の人だったということが、頭でも心でも理解できるようになった。

 

 

それもこれも、一旦親をちゃんと傷つけたこと、ちゃんと反抗したこと、認められなくてもいいと割りきって、泣いて泣いて、そして一定期間、ちゃんと捨てたことが功を成したと思っている。

親子関係の再構築は、壊すことから始まる。

親はいつまでも生きていない。縁あって親子に産まれてきたのだから、どうせなら生きてるうちにお互いHAPPYでいれるに越したことはない。

 

 

もう自分のことはそんなに思い出すことはなかったが、成田童夢さんの毒親エピソードをきいて、ふとまたそんなことを感じたのだった!!!

 

 

でも、意外とそんな親のもとに産まれたことも悪くなかったと感じている。つらいことがなかったら、しんどいことがなかったら、わたしの今の自由と幸せはなかった。アダルトチルドレンは、克服さえすれば、誰よりも幸せな生き方ができる!そう確信している。